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失敗しない!エアコンの選び方ガイド

エアコンの選び方

失敗しない!エアコンの選び方ガイド

暑い夏や寒い冬を快適に過ごすために欠かせないエアコン。エアコンの選び方ひとつで、光熱費や使い勝手に大きな差が出ることをご存知でしょうか? そこで本ページでは、エアコンの選び方を図表を用いてわかりやすく解説します。お部屋の大きさや機能、価格帯などの観点からあなたにぴったりのエアコンを見つけ、快適な暮らしを実現しましょう。 ※以下はHEAT20 G1 規格以下の建物での数値目安になります。省エネ性能が高いG2以上の性能の住宅の場合は、もう少し数字を甘く見ても差し支えないかと思います。その点は住宅建築メーカー・建築士もしくは弊社担当者までお気軽にご相談下さい。

(詳しい節電対策については、こちらをご参照ください。また、最新の家電情報は家電watch等 家電情報サイトからも入手できます。)

1.エアコンの選び方:基本フローを表で把握

はじめに、エアコンの選び方を段階的に整理してみましょう。下の表を参考にして、機種の候補を決め、部屋の広さや機能などを検討する流れをイメージできます。

エアコン選び:ステップ一覧

ステップ主な内容
1 部屋の広さ・用途を確認
(部屋の畳数・断熱性能・日当たりなど)
2 機能・性能を比較
(冷暖房能力、フィルター自動清掃、AI機能など)
3 価格帯・ランニングコストを考慮
(本体価格、設置費用、電気代など)
4 設置スペースを確認
(室外機の置き場所、配管の位置、壁面の強度など)
5 実際の購入・設置
(家電量販店やネット通販、工事業者の手配)

2.部屋の広さを元に選ぶエアコンの選び方

エアコンの能力は「畳数」で表されることが一般的です。たとえば、6畳用、8畳用、14畳用などの表記を目にしたことがあるでしょう。しかし、これはあくまで目安であり、天井高や窓の数、断熱性能によって適正な能力が異なります。次の表は、お部屋の畳数とエアコンの能力の目安を示したものです。
結論として、適正な能力より小さいエアコンを選ぶと冷暖房に時間がかかり、大きすぎると電気代が高くなる傾向があるため、慎重に検討する必要があります。

畳数とエアコン能力の目安

部屋の広さ(目安)能力の目安(kW)備考
~6畳2.0kW前後小さな部屋、断熱が良いなら十分
8~10畳2.2~2.8kW標準的なリビングや寝室向け
12~14畳3.6~4.0kW広めのリビングやLDKを想定
16畳以上4.0kW以上大空間向け、サーキュレーターも検討

3.機能と価格のバランスを考えたエアコンの選び方

さらに、どの機能に重点を置くかによってエアコンの価格が大きく変わります。たとえば、フィルター自動清掃機能やAI搭載機能、空気清浄機能など、ハイエンドモデルに搭載される機能は魅力的ですが、その分、価格も上昇します。一方、シンプルな機能で十分な場合は、基本的な冷暖房能力があるモデルを選び、初期費用を抑えることが可能となるでしょう。
結局のところ、大切なのは価格と機能のバランスを見極め、どの機能があなたの暮らしにとって本当に必要なのかを見定めることです。

4.設置スペースと配管経路も忘れずに

また、エアコンの選び方で見落としがちなのが、室内機・室外機の設置スペースや配管の経路です。マンションや集合住宅ではベランダの広さや壁面の状態、戸建ての場合は外壁の強度や室外機の置き場が問題になることがあります。
これらの制約を考慮せずに大きなエアコンを選んでしまうと、工事費が高額になったり設置自体が困難になったりするケースも少なくありません。必要に応じてリフォーム業者や工事業者に相談しながら、設置の可否や配管ルートを事前にチェックすることが賢明です。

5.購入・設置工事の流れを押さえる

最後に、いよいよエアコンを購入し、設置工事を行う流れを確認します。基本的には家電量販店やオンラインショップで購入後、工事業者が室外機・室内機を設置し、配管を接続します。ただし、建物の構造によっては追加工事が必要になる場合もあるため、事前に見積もりを取っておくと安心です。
買い替えの場合は古い機種のリサイクル費用なども発生しますので、トータルコストを計算に入れて比較検討すると良いでしょう。

まとめ―失敗しないエアコンの選び方

ここまで、快適な生活を支える要となるエアコンの選び方について、部屋の広さや機能、価格、設置スペースなど多角的に解説してきました。ポイントとしては、エアコンの選び方を誤ると、電気代や冷暖房効率の面で損をしてしまうこともあるため、事前によく考慮することが大切です。
また、必須の機能と欲しい機能を分けて考え、設置スペースの制約に注意しながら、工事費用も含めたトータルコストを見積もりましょう。結果的に、シンプルな機能で十分という場合もあれば、高性能機能が必要という場合もあるはずです。最終的にはライフスタイルや予算、建物の条件にマッチしたモデルを選んで、快適な暮らしを実現してください。

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