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不動産売買の流れ【居住系】

不動産売買 流れ 居住用

不動産売買の流れ【居住系】を徹底解説

これからマイホームを購入しようと検討中の方にとって、不動産売買の手続きは複雑に感じられるかもしれません。しかし、正しい手順を押さえればスムーズに進めることができます。本ページでは、図や表を中心に不動産売買の流れをわかりやすくまとめています。ぜひ最後までご覧いただき、不明点をクリアにして安心かつ納得のいく物件購入を実現してください。 (不動産管理に関する追加情報は、こちらもご参照ください。)

1. 全体のステップを表で把握

はじめに、居住用の不動産売買における一連の流れを下記の表で把握しましょう。必要書類の準備や、住宅ローンの手続きなど、各ステップでやるべきことをまとめています。

不動産売買フロー:主なステップ一覧

ステップ主な内容
1 物件探し(希望条件の整理、不動産会社・ポータルサイトでの検索、内見予約)
2 内見・交渉(実際の物件を見学、価格や条件の交渉)
3 売買契約(重要事項説明、契約書の確認・署名、手付金の支払い)
4 住宅ローン手続き(金融機関の選定、審査申込、契約)
5 決済・引渡し(残代金の支払い、物件引渡し、登記手続き)
6 ご入居準備(リフォーム検討、各種ライフラインの手続き、引越し)

2. 物件探しと内見のポイント

まず、理想の住まいを見つけるためには、エリアや予算、間取りなど、優先順位を明確にしましょう。特に、通勤・通学の利便性や買い物施設の有無、周辺環境の治安などは十分に検討しておくべきです。
また、内見を行う際には、物件自体の状態だけでなく、日当たりや騒音、防犯設備などのチェックも重要です。もし複数の物件を比較するのであれば、あらかじめリストを作成し、条件を可視化しておくと整理しやすいでしょう。

3. 契約時の重要事項説明と手付金の支払い

次に、購入を決意したら不動産売買の契約へ移ります。まず、宅地建物取引士による「重要事項説明」を受け、物件や取引条件についてのリスクや法的内容を理解することが不可欠です。その後、契約書に署名・捺印を行い、通常は手付金を支払います。
この段階で契約の一部が正式に成立し、違約などが発生した場合には手付金が絡むトラブルとなるケースがあるため、契約内容をしっかり把握することが大切と言えます。

4. 住宅ローン手続きと審査

さらに、住宅ローンを利用する際は金融機関の選定や審査手続きが重要なステップです。特に、金利タイプ(固定・変動)の選択や、保証料・諸経費も含めた総返済額の見込みを検討しておくことが肝要です。
なお、審査には収入証明や身分証明などの書類提出が必要になります。審査結果は数日から数週間かかる場合があり、結果によっては借入額が減額されることもあるため、スケジュールには余裕を持って手続きを進めましょう。

5. 決済・引渡しと登記手続き

いよいよ残代金の支払い、不動産売買における最終的な取引となる「決済」を行います。同時に、司法書士による名義変更登記が行われ、正式に物件の所有権が移転します。
この際、登記費用や仲介手数料、固定資産税の精算など、諸経費の支払いが発生することを忘れずに。また、引渡し後にはすぐにライフライン(電気・ガス・水道)の名義変更や、インターネット回線の手続きなども進めておくと、スムーズに新生活を始められます。

6. ご入居準備―リフォームと引越し

最後に、ご入居に向けてリフォームやクリーニングを検討する場合は、なるべく早めに施工スケジュールを組みましょう。とりわけ、壁紙の張り替えや収納の増設など、新居で快適に過ごすための軽微なリフォームは人気が高いです。
引越し業者の手配や家具・家電の配送スケジュールを確認し、内装工事と重ならないように調整しておくと、トラブルを回避しやすくなります。さらに、初期不備が見つかった場合は、早めに仲介会社や売主へ連絡して対処してもらうと安心です。

まとめ―納得のいく不動産売買を目指して

以上が、居住用物件の不動産売買における主要なステップです。希望条件の明確化から始まり、内見、価格交渉、契約、そしてローン手続きや引渡しと、さまざまな手順を踏む必要があります。そのため、スケジュール管理や書類準備、コミュニケーションをしっかりと行うことが成功への近道です。
また、不動産の専門家(宅地建物取引士や司法書士)と連携することで、契約リスクを低減し、より安全な取引を実現できます。さらに、購入後のライフプランや将来の売却を視野に入れた検討も大切と言えるでしょう。
最終的に、理想的な住まいを手に入れるためには、誠実な不動産会社や信頼できる金融機関、そして綿密な計画が必要不可欠です。ぜひ今回の情報を活用し、満足度の高い不動産取引を行ってください。

(参考:国土交通省 不動産情報